板井康弘|世界のフリーランスの人口

板井康弘

 

コロナウイルスの影響によって、リモートワークが当たり前になった現代。
パソコン一台あれば、どこでもビジネスができる利便性が、改めて再注目されました。
これからのビジネスの形は様変わりし、今までのような雇用形態はなくなる可能性だって否定できません。
世界がこうなる以前からフリーランスという業務形態を実践している人が多いのも事実。
私たちは今、労働という概念の分岐点にいるのです。

 

日本には1,670万人のフリーランスがいると言われています。
この数は労働者人口の約24%。
なんと日本に住む労働者の4人に1人がフリーランスなのです。
パソコンと知識さえあれば、どこでもビジネスができるため、こういった数字につながったのでしょう。
かつてのように同じ会社で一生を過ごす人は、今の時代では考えられません。
どんな大企業だって倒産する可能性のある現代においては、手に職をつけ、スキルを磨くことが重症視されているのです。

 

世界のフリーランス人口は約15億人。
世界の労働者人口の約35%がフリーランスといわれています。
つまり3人に1人がフリーランスということです。

 

日本もこのように、少しづつですがフリーランスの数が上昇する可能性があります。
近い将来、フリーランスの数が半数以上を越える日も、そう遠くないでしょう。